トラブルの原因にもなる包茎

女性が小さい胸をコンプレックスを抱くように、ペニスの大きさや形状にコンプレックスを抱く男性は多いのではないでしょうか。
日本人男性のペニスの多くは、包茎というペニスが皮を被った状態となっています。
包茎は、見た目に自信が持てないのみならず、思わぬトラブルを起こすこともあります。
包茎には、主に3つの種類があります。
[真性包茎]
亀頭に皮が癒着し、勃起しても皮が被ったままの状態のものを指します。
小児に多く、尿道の部分が癒着している場合には剥がす処置を行うこともあります。
[仮性包茎]
通常時は皮を被った状態ですが、勃起すると皮が捲れるものを指します。
日本人男性の多くは仮性包茎だと言われています。
[カントン包茎]
通常時は皮を被った状態で、勃起するとなんとか皮を剥くことが可能ですが、皮が亀頭部分を締め付けてしまい、痛みや腫れを引き起こしてしまうものを指します。
性交時に皮が捲れた拍子に亀裂が入ってしまい、その傷の部分から細菌感染を起こしてしまう恐れがあります。

亀頭部分が露出しているペニスであれば、日頃から亀頭と皮の間の部分まで洗うことが出来ますが、包茎のペニスは通常時に皮をむくことが困難である為、どうしても不衛生になりがちです。
不衛生なペニスは、細菌の温床となり炎症を引き起こしてしまう恐れが高くなります。その結果、強い痛みを伴ったり大掛かりな治療が必要となったりしてしまうケースもあるのです。
最近は包茎治療の技術も進み、傷跡が残りにくいものや短期間で改善されるものもあります。トラブルが起きる前に、治療を受けるのも良いのでしょう。